(保育士試験豆ネタ)よく出てくる人物:ルソー

保育士試験によく出てくる人物

初めて似顔絵を描いた。お手本が写真じゃなくて肖像画だからまだ描きやすかったかも、、でも色が変ですね(^^;
こういうのも描き続ければ上達するかな?

多分、人物伝はこの似顔絵かきで消耗しそうな気がするから、案内人は簡単な動物キャラにします。名前はナビネコさん。(自分自身は進行役のキャラとかじゃないから爆)

いつものSaiじゃなくて、CLIP STUDIO PAINT EXを使って描いた。

子どもがね、、どうせ使っているうちにあれこれできたらいいなって思うようになるなら、最初からあれこれできると分かってるもの使った方がいいよ、って、、(T▽T)
無料体験のうちに使いこなせそうだったら買おうと思っています。(その分また稼がなきゃ💦)

 

ということで、記念すべき保育士豆ネタシリーズ第一回目はフランスの哲学者、ジャン・ジャック・ルソー先生です。
(注:ルソーの国について
ルソーの出身はジュネーブ共和国(当時はまだスイス連邦に加盟していなかったのでスイス人ではない)なので、ルソー自身は自らをジュネーブ人としているが、実際の活躍の場はフランスであったこと、ジュネーブに帰ろうとした時に受け入れてもらえなかったという経緯があるため、フランスの哲学者と紹介されることが多い)

ルソー

こんにちは!はじめまして。ジャン・ジャック・ルソーです。

ナビネコ

初めまして!ルソー先生、イケメンですね♡

ルソー

はは、、イケメンでなかったら、私は先生と呼ばれるようにはならなかったかもしれないですね。
私は生まれてすぐに母を亡くしましてね、色々あって10歳で家族バラバラになって、いわゆる不幸な少年時代でした。。
引き取られた親戚にいじめられて、グレて悪いことをしていた時期もあったけれど、ある女性が私のことを気に入って引き取って下さってね。
その女性が色々勉強させて下さったんですよ。人生で最も幸せな時代でした。

ナビネコ

そうなんですね!はやくして亡くなられたお母さん代わりの方だったのかな。

ルソー

え、ええ、、。あるところからなんか男と女の関係になっちゃって、私が留守している間に別の恋人が出来ちゃったので、破局しましたけどね、、

ナビネコ

(マジか・・・なんかオブラートに包んでるけど他にも色々波乱万丈そうな人生だな(◎_◎;))
でも、とにかく生きていくのにいっぱいいっぱいだったルソー少年が、そこから学会にデビューしていったのですね。

ルソー

そうです。勿論最初から順風満帆というわけではなくて、音楽家として生計を立てていた頃はド貧乏でした。
我が子も孤児院に入れざるを得なかったり、、あれは子どもに悪いことをした。私の人生の汚点です。

ナビネコ

そういったことも、後の「エミール」執筆動機に繋がっていったのかな。
でも音楽家からどうして哲学者と呼ばれるようになったんですか?

ルソー

ある雑誌に広告が載っていたんです。
ディジョン科学アカデミーというところの「学問及び芸術の進歩は道徳を向上させたか、あるいは腐敗させたか」という課題の懸賞論文募集の広告でした。

その時突然動けなくなるほどの閃きが私を貫いたのです。

ナビネコ

(すげー。そんな天啓のようなひらめき、私も体験してみたい)
そこから、哲学者ジャン・ジャック・ルソーとしての活躍が始まったんですね!

ルソー

そうです。。。私は本来、人間とは善良で良いものだと思っております。
それなのにどうしてかつての私のように悪い者になってしまうのか。

それは、堕落を正当化する社会のせいだと考えたのです。
文化・文明の発達は不平等を引き起こし、人を道徳的に堕落させるものがあります。

現代の皆さんにとってはどうか分かりませんが、
私の時代の文化というものはつまり圧政を布く専制君主が人々を支配して抑圧に順応させるための懐柔策、
つまり、人々を支配するために権力者が与えた甘いアメだと、その論文「学問芸術論」で指摘したのです。

ナビネコ

当時の人には衝撃的な内容だったでしょうね。。
(私もその発想はなかったなぁ)

ルソー

そうなのです。
そして、どうしたら本来の人間の良い性質を生かしてよい国家を作ることができるか?
ということを「社会契約論」で書きました。
社会契約によってすべての人が自由で平等な単一の国民となって、国家の一員として政治を動かしていく。
でもそれぞれが好き勝手に生きたら、政治は機能せず国家も崩壊してしまう。
だから、人は個人として自由なのだけれども、皆がよりよく生きられるようにしよう!という全体の正義感自ら法律を作成して自らそれに服従する、人間の政治的自律に基づいた法治体制の樹立の必要性を呼びかけました。
そして政府は人民の「公僕」であるべきだと。

ナビネコ

だんだん難しくなってきたけど、「社会契約論」って聞いたことある。
確かルソー先生が亡くなられてから約10年後に起きるフランス革命、フランス人権宣言に大きな影響力を与えたんだっけ。。

ナビネコ
でも保育士試験だと「社会契約論」より「エミール」の方がルソー先生と結び付けられて出題されることが多いんですよ。「エミール」はどんな内容なのか教えていただけますか?
(力業で流れを変えたくないけど、このままじゃ違う方向に熱く語られそう(;´Д`))
ルソー

「社会契約論」が民主的な社会を作るための制度論ならば、
「エミール」はその民主的な社会を担う人間を育てるための教育論になります。

私が教師となって、孤児の「エミール」という少年をマンツーマンで教育し、エミールが市民としても相応しい大人となっていく過程を描いています。

ナビネコ
ルソー先生のマンツーマンの教育!
子どもをどのように教育したらいいか?それは今の親たちもいつも悩むところです。
具体的に、どのようにエミール君を教育されたのでしょう?
ルソー

それは「エミール」を読んでください、と言いたいところですが、、(;^ω^)

まず、私は教育というものは「自然」「人間」「事物」の3種類の先生によってなされる、と考えました。

赤ちゃんが手足を動かせるようになるのはどうしてでしょう?それは人間の内なる「自然」が教えてくれるのです。

この自然の教育による発達を踏まえて、親や学校の先生、家庭教師など、「人間」によって教育がなされます。

それだけではなくて、子どもは現実のさまざまなモノやコト「事物」に出会い、経験からも学びを得るのです。

つまり、体(自然)の発達に沿って、大人が教え、経験で学ばせると、人間として非常に良い完成形になるのです。

ナビネコ

なるほど、、
「自然の教育」「人間の教育」「事物の教育」って、そういう意味だったんですね。
(分かってなかった💦)

ルソー

この三つの教育の中で、「自然の教育」における内的発達だけは、生まれたての赤ちゃんがいきなり走ったりすることが絶対ないように、決まった段階があって不変なものなのです。

ですから「自然の教育」が教育の柱になるべきなのです。
「事物の教育」「人間の教育」はこの自然の発達段階に沿うようにして、行われなくてはいけません。

子どもは小さい大人ではありません。大人とは違って、発達を無視した教育をしてはいけないのです。

ナビネコ
大人と子どもは違う。
先生が「子どもの発見者」と言われる所以ですね!身体の感覚や運動能力が十分に発達した上で知性が発達してくるのだから、最初の時期は特にゆっくりと待たなくてはならない、、、
あ、それで積極的な教育に対して先生の教育方法は「消極教育」って言われるのですね!
ルソー

そうです。
子どもの自主性を大事にして、成長にあわせてその子ども自身の能力を活用しながら教育をおこなうべきなのです。
0歳児からの早期教育などは全くもってナンセンスです。

ナビネコ
エミール君にも、年齢に応じて教え方を変えた?
ルソー

はい。「エミール」では各章に成長段階を分けて、その段階に応じた教育内容を書いています。
(※管理人注:分類方法はドンピシャはないので、調べたところの大勢で)

エミールが誕生してから乳幼児の頃の第1期では、「快・不快」の感覚だけの世界ですので、乳幼児の健康とその他の配慮について書きました。

ナビネコ

赤ちゃんには教育っていうか、まずは元気に育てることが大事ですもんね。
這えば立て~立てば歩めの親心ってやつです。
では次の段階は?

ルソー

次は12、13歳くらいまでを人生の第2期としました。
5歳ぐらいまでは快・不快が中心の感覚を働かせる時期で、情操面の発達が大事です。
5歳以上になると教師からの教育がはじまり、「有用なもの」とそうでないものを感覚や知覚で区別し、色々な事物を積極的に利用することを学びますが、
まだこの時期は教師は特に何かを教え込んだりしません。消極教育の時代です。

ナビネコ

幼稚園や保育園で主に遊びや生活を大事にすることとか、
小学校の読み書きとか計算の学習は、中学や高校以降の学びのために必要な基礎って考えると、今の教育もルソー先生の分類に沿ってるってことになるのかな。

ルソー

そうかもしれませんね。私の思想は後に教育制度を作り上げた人々にも大きな影響を与えたようですから、、、

そして次に、12,13から15歳位を第3期としました。
このころに理性に目覚めるので、ようやくここから子どもは本格的な教育を受けることができるようになります。
(それで、この時期を「理性の教育の時代」と言います)

私がパトロンの女性から思う存分教育を受けさせていただいたのも、丁度この思春期の頃でした。

ナビネコ

先生、なんかちょっと遠い目になりました、、(T▽T)

ルソー

そして、第4期である15歳からの青年期には、道徳感情から社会を学んだり、宗教から生きる意味を考えたり、歴史に関する知識も増えて、過去から学ぼうとしていきます。
市民としての教育を受け、幸福、完全性といった抽象的概念を獲得する時期です。

ナビネコ

そして、最後に結婚の相手を選び、社会的政治的教養を高める第5期に入り、大人として一人の市民として理性的な判断をすることを学んでいくことになるのですね。

ふゎあ、、赤ちゃんから大人になるまでの人生を通しての教育とは。
なんという壮大なストーリー。。(*_*)

でも、カントとか多くの教育者達に影響を与えたっていうの、何となく分かったかも。ルソー先生の熱弁ぶり聞いてたら、まだまだ説明としては足りないのだろうけれど、、
保育士試験ではこれぐらい知ってたら十分かな?
先生、ありがとうございました。

ルソー

どういたしまして。
試験がんばって、子どもの成長に合ったふさわしい育て方のできる良い保育士さんになって下さいね。

ナビネコ

はい!頑張ります!!

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