【保育士試験・子育て経験者の身の丈解説】保育原理(H30年前期)問5

保育士試験

前置き

子育て一段落母ちゃんの保育士試験過去問解説コラムです。

アラフォー・アラフィフの母ちゃん仲間に分かる分かる~と思っていただけるような身の丈の独学応援解説目指します。(勿論その他の方々にも楽しんでいただけたら幸いです。)

主婦応援コンテンツなのでプロのような完成度はない代わりに、有償部分も一切ありません。
保育士試験自体は市販本も受験対策校も既に色々ありますから普通に勉強したい方はそちらにどうぞ。

過去問のダウンロードは一般社団法人保育士養成協議会 過去の試験問題のページから、
新しい保育所保育指針は厚生労働省のHPからダウンロードできますよ。(→5)保育所保育指針関係)
ただし、H30前期の試験までは旧保育所保育指針を使っているのでご注意ください。解説内では特に支障のない限り新しい保育所保育指針に沿って解説してます。

 

設問

さて、今回のお題。

問5 次の文のうち、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の(1)「養護に関わるね
らい及び内容」のイ「情緒の安定」の一部として、正しいものを○、誤ったものを× と
した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 一人一人の子どもが、安定感を持って過ごせるようにする。
B 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
C 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
D 一人一人の子どもの健康増進が、積極的に図られるようにする。
E 一人一人の子どもの心身の疲れが癒されるようにする。
(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ ○ × ×
2 ○ ○ × × ○
3 ○ × × × ○
4 × ○ × ○ ×
5 × × ○ × ○

勉強してなければ、どれもこれも正解に見えるのではないかと思われます。
なぜならば全て「養護に関わるねらい及び内容」のねらいの部分だからです。
(要はア生命の保持イ情緒の安定のどちらに属するかを知っていないとダメ)

勉強するポイント

・・・恥を忍んで告白します。
実際私自身がこの「ねらい」と「内容」の部分、問題集で頻出しそうなところだけ覚えて臨んだ人間です。

とりあえず合格したからよかったけれど、詰めの甘さはやっぱり点数に出てましたね(^^;

…保育所保育指針は試験が終わってからゆっくり取り組もうと思っていたのですよ(これはホント)何せ指針が切り替わるタイミングの試験だったから、新しい方と古い方両方はできないし、でも何が変わったのか知りたかったというのもあるし、、

試験後に旧保育指針からの出題なのに、新保育指針を勉強していたことが分かった時は更にショックでした、、(^^;)

まぁ結果オーライ!ということで!!!←おい

でも今後試験受ける方はやっぱりきちんと覚えることをお勧めします(^^;

ねらいと内容を正確に対応させて覚えましょう。

さて、反省を踏まえて、改めてゆっくり保育所保育指針に取り組んで思ったこと。

「ねらい」と「内容」がザックリ過ぎるうえに、項目ごとに対応しているわけじゃないから覚えにくい!

保育士として働く際に作成することになる「保育指導案」を書く際にも「ねらい」と「内容」を書くみたいだけれど、こちらの方は書き方例を見る限り確かに「こうなって欲しい(ねらい)」というものに対して「どんな取り組みをするか・具体的方法(内容)」という関係になっているのは分かるけれど、保育所保育指針のそれは「内容」が狙いになりうるレベルにざっくりとしている。

そりゃ「指針」だから、実際の子ども達を思い浮かべながら、具体的に何しようかと考えて作る指導案と同じになるはずがないですがね。

というわけで、保育所保育指針の「ねらい」と「内容」に関しては、ここは試験勉強と割り切って丸覚えすることをお勧めします。
大変ですが、頻出箇所なのでそれぐらいする値打ちあり。

個人的にはエデュカーレスタッフさんのブログに掲載されている、流通経済大学の米原立将先生が作成された保育指針から「ねらいと内容」だけを抽出したファイルが秀逸だと思う。
(新旧対応しているものがあるだけでなく、A3用紙1枚に収まる構成というのが素晴らしすぎ!)
受験前に知りたかった。。(涙)

養護に関わるねらい及び内容の構成理解

今回の設問に関わるのは「養護に関わるねらい及び内容」の部分。ここは簡単にすると

こんな感じ。

大きく「生命の保持」と「情緒の安定」に分けられるのだけれど、ぶっちゃけこの二つ、本来切り離して考えることができないからだと思うけれど、どのねらいも内容も、似たような内容に見えて区別しづらい(最後に載せてるクイズでやってみて下さい)
今回の選択肢は「ねらい」だけに絞っているのでまだ解きやすいですが、内容まで混ぜられたら無理だったかも(-_-;)

なので、試験対策としてはどれがどれになるのかしっかり対応させて覚えることが大事です。

『「ねらい」と「内容」』子育てにも使ってみたかった(*´ω`*)

試験勉強としては語句や文言を正確に覚える必要があるので、面白くないイメージの保育所保育指針だけど(私だけ?)

子ども達が小さい頃「ねらい」と「内容」を設定して育てるという考え方を知っていたら違っていたかもしれないなぁ…って思いました。
もっと意識的に「この子はこれぐらいのことができるようになればいい(ねらい)」という目で見ることができていたら、無意識に過剰に期待して子どもを疲れさせることも、思い通りにいかないからとイライラすることも少なかったんじゃないかなぁって。

(まぁ実際は指導案のようなものを書く余裕もないし、その時その時で臨機応変に動かなきゃいけないことは変わりないと思うんですけどね)

子どもに対するイライラって、「これぐらい育って、できて、当然」ということの裏返しだと思うんですよね。

でも本当にその子にとって当然なのか。他人との比較じゃないのか。
小さいうちは個人差が大きいから、周りができているのにできないというのが致命傷のように感じていて、頭では比較してはいけないと思っていてもなかなか我が子だけ見るというのは難しいんですよね。。。

今やもう懐かしいだけだけれど、第一子である長女がアトピーがひどくて8か月過ぎるまでほとんど夜寝ることもできずに、毎日夜が来るのが怖かくて、気が変になりそうだったあの頃。
母乳だから、私も自分の食べたいものを自由に食べることができない、食べても罪悪感、離乳食も緊張の連続。
健診に行けば元気そうな赤ちゃんの中で、血がにじむブツブツだらけの我が子、、(涙)

あの時に我が子のためだけの適切な「ねらい」と「内容」を考えるようにしよう、と思えてたら。
食が細くて成長戦ギリギリの彼女の成長をもっと余裕をもって見守れたのではないか、辛い時期が過ぎ去るのをもっと心穏やかに過ごせたのではないか、、なんて思ったりするのです。

過ぎ去ったことはもう仕方ないけどね。

問題解説

さて、問題に戻ってみましょうか。これはもう保育所保育指針の該当場所を覚えていないとできない問題と割り切るべし。
出題では旧指針なので場所は違いますが(新指針は第1章2養護に関する基本的事項(2))内容はほぼ同じ※です。
※情緒の安定のねらい④一人一人の子どもがくつろいで共に過ごし、心身の疲れが癒されるようにする。(下線部が追加された)

問5 次の文のうち、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の(1)「養護に関わるね
らい及び内容」のイ「情緒の安定」の一部として、正しいものを○、誤ったものを× と
した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 一人一人の子どもが、安定感を持って過ごせるようにする。
B 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
C 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
D 一人一人の子どもの健康増進が、積極的に図られるようにする。
E 一人一人の子どもの心身の疲れが癒されるようにする。

いきなりですが、答えです。(解説も何も、指針の文章そのままなので)

A 一人一人の子どもが、安定感を持って過ごせるようにする。
→イ「情緒の安定」の方のねらい①なので〇

B 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
→ア「生命の保持」の方のねらい①なので×

C 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
→ア「生命の保持」の方のねらい③なので×

D 一人一人の子どもの健康増進が、積極的に図られるようにする。
→ア「生命の保持」の方のねらい④なので×

E 一人一人の子どもの心身の疲れが癒されるようにする。

→イ「情緒の安定」の方のねらい④なので〇

よって、答えはA〇B×C×D×E〇で選択肢3!

おまけ

養護に関わるねらい及び内容をまとめたもの。画像をクリックすると拡大して見れます。
印刷したい方はPDFもあります。

確認用クイズ

画面の問題でクイズが見えにくい方はこちら

 

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