関わりたくないけれども、そうもいかない時

毒親

遠方に住む妹の子ども達が夏休みなので、祖父母のところに遊びに来た。
以前であれば「従兄弟同士遊ばせたい」と電話がかかってきたのだけれど、今回は勿論かかってこない。
(まぁ私もそんな母と会いたい気持ちは一ミリもないのでそれはそれでいいのだけれど)

ただ、困ったことに子ども同士が話して一緒に遊びたいと言い出した。

私の電話ではあの着信拒否のメッセージを末っ子にも聞かせることになるから、使わせるわけにはいかない。そこで仕方ないから家の電話からかけさせてみた。

やはり、出ない(番号が表示されるから)

さすがに3年生ともなると、これだけの期間冷戦状態あれば、ちび助でも色々察するのか、、、「・・・ひどいねぇ」と顔をしかめる息子。

そうね、ひどい人なんだよ。ほんと、、子どもを巻き込みたくないと思う親心まで踏みにじる態度に、心底うんざり。

 

でもそういうことを子どもに言うわけにはいかないから、「夜パパが返ってきてからパパの電話を借りるといいよ」と教えて、夫の携帯からは案の定すぐにつながり、無事に甥っ子と連絡が付いた。

そして昨日パパに送って行ってもらって、彼は従兄弟と楽しく遊んだわけだけれど、、
約束の時間になってもまだ遊び足りなかったらしくて、これから兄のところの従兄妹たちも来るみたいだからもっと遊びたいという連絡が入った。

仲のいい甥っ子達と遊ばせてやりたいという気持ちと、少しでも早くあの人から離したいという気持ちとで心が騒めく。

 

孫に対してはいいおばあちゃんであって欲しいと思う気持ちも真実なのだけれど、それ以上に相変わらず私以外の者、それもわが子に良い人イメージを植え付けるのがこの上なく不愉快でたまらない。

「せっかくの機会だから遊ばせてやろう」という夫の意見に従ったけれど、2度目の約束の時間に迎えに行った夫から「持って行ったおもちゃをちゃんとそろえてなくて、もう少し時間がかかる」と電話が入った時には、心がどんどん冷えていくのが自分でも分かった。

イライラと違う。シーン、という感じなのだ。

帰ってきて「お土産にもらった」とお菓子を見せてくれたけれど「良かったね」と答えるのが精いっぱい。
(本当は電話に出ようともしないくせに、いいおばあちゃん面する母の象徴のような気がして叩き捨てたかった)

きっと能面のような顔をしていたと思う。
何とか夕食を作って、でも自分は全く食べる気がしなくてしばらく我慢していたけれど、どうしてもいつものようには戻れそうもなかったから、さっさと寝ることにした。

 

今回は母が何かしたわけではない。かわいい孫達を平等に、楽しませただけだ。
この頃会えない分も何かしてやりたくておやつを持たせたのだろう。
息子も甥っ子も何かしたわけではない。夫も、私も、それぞれの判断は間違ってはいなかっただろう、と思う。誰も何も悪くない。

けれども、、、この怒りは何なのか、どこへもっていったらいいのか、爆発して自分を貶めたくないという思いと、自分の心を守るために爆発させたいという思いとでごちゃごちゃにな気持ちでなかなか眠れなかった。
久しぶりに涼しい夜で、風が気持ちよかったのが救いだったけど。

なぜ、わが子達のいいおばあちゃん像を壊さないように私が自分の心を抑える努力をしなければならないのか。
あの人の為ではない、、子ども達の為だ。そう思っていても、嫌で嫌でたまらない。器が小さい。確かに。
しかし、あの人が私にしたことを繰り返さないように育てるということは、あの人が私にしたことを誰も知ることが無いわけで。
そこであの人のしたことが無いものであるかのように扱われることが、悔しくてたまらない。

普段は忘れていられるのに、こうして姿がちらつくだけで爆発しそうになるのだ。

これだけイライラするのは「母の評価なんてどうでもいい」と思いながら、まだまだ母に拒否されるということが辛くてたまらないのだということを自覚させる。
まだ母親に変わってもらいたいと期待する自分がいるんだなぁとため息が出そうになる。
いったいいつになれば、完全にどうでもよくなるんだろう?そんな日は来るんだろうか?

 

タイムリーなことに「ヒステリックな母親」について書かれた毒親カウンセラーのメルマガが届いた。
ヒステリックな母親の特徴、

  • 怒りを爆発させる(まるで瞬間湯沸かし器のように)
  • 一旦怒りだすと手がつけられない(聞く耳はもうない)
  • 激情的な行動(わめく、毒づく、叫ぶ)
  • 強い被害妄想とひがみ(私は被害者!)
  • いつの間にか過去の話題にすり替わっている(あのときもこのときも〜)
  • 自分が正しくて、子どもが間違っていると思い込んでいる(当然でしょ)
  • 自分の都合のいいように事実を歪曲する
    (あったかもしれない→あったはずだ→あったにちがいない!)
  • こちらが正しいことを言うと逆上してさらに怒りを爆発させる
    (私を否定するなんて100万年早い!)
    etc..

(おとなの親子関係相談所さんのコラムから引用させていただきました)

ホント、笑えるぐらい一致していて、ちょっと慰められた(苦笑)

そうね、こういうのが毒親ってハッキリ言ってくれてよかったです。
他の人にとってどんなに素晴らしい人でも、私にとって毒親なら私はあきらめなきゃね、と思えるのであって、そうでなければそんな立派な親に認められたいって期待するよね。

本来、自分の存在価値を親に認めてもらえないのは、根っこが無いようなものだものね。
でもその根っこを親自身が腐らせるのであれば、そのままでは自分はダメになってしまう。
他の人がいくら評価してくれても、自分の親が評価してくれないという毒からは、その親と冷静に付き合える距離を置かない限りは無駄なんだ。
毒親判定と、その対処法は確かに自分を守る有効な手段だと思う。

 

だけど。

だけど。

だけど。

子どもがいる限り、その距離を完全に保つことができない。辛い。。
堂々巡り。

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