【保育士試験・子育て経験者の身の丈解説】保育原理(H30年前期)問6

保育士試験

前置き

子育て一段落母ちゃんの保育士試験過去問解説コラムです。

アラフォー・アラフィフの母ちゃん仲間に分かる分かる~と思っていただけるような身の丈の独学応援解説目指します。(勿論その他の方々にも楽しんでいただけたら幸いです。)

主婦応援コンテンツなのでプロのような完成度はない代わりに、有償部分も一切ありません。
保育士試験自体は市販本も受験対策校も既に色々ありますから普通に勉強したい方はそちらにどうぞ。

過去問のダウンロードは一般社団法人保育士養成協議会 過去の試験問題のページから、
新しい保育所保育指針は厚生労働省のHPからダウンロードできますよ。(→5)保育所保育指針関係)
ただし、H30前期の試験までは旧保育所保育指針を使っているのでご注意ください。解説内では特に支障のない限り新しい保育所保育指針に沿って解説してます。

 

設問

さて、今回のお題。

問6 次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
園庭で遊んだ後にお話し会が予定されている。お話し会の前に、トイレに行こうとしたT君(4歳)と、ちょうどトイレから出てきたS君(4歳)とが正面からぶつかってしまった。保育士が確認したところ、二人とも怪我はなく手当ての必要はなかった。T君とS君は泣きながら、相手のことを怒っている。
【設問】
「保育所保育指針」第1章「総則」の(2)「保育の方法」、第2章「子どもの発達」、第3章「保育の内容」の2「保育の実施上の配慮事項」に基づいた保育士の対応として、最も不適切なものを一つ選びなさい。
1 自分たちで解決することも大切なので、やりとりをそばで見守る。
2 二人の話を聴き、わざとぶつかったのではないこと、お互いに痛かったことを伝えるように促す。
3 T君とS君に、ぶつかったりしないように、周りに注意して行動するように伝える。
4 いつまでも怒っていないで、お互いに早く謝り仲直りをするように伝える。
5 二人の気持ちを受け止め、落ち着いたところで、お話し会が始まることを知らせ、参加するように促す。

勉強するポイント

事例問題にも、参照する項目は出てくるのですが
(今回の場合だと「保育所保育指針」第1章「総則」の(2)「保育の方法」、第2章「子どもの発達」、第3章「保育の内容」の2「保育の実施上の配慮事項」の部分)

事例問題は乱暴な言い方すれば子どもの事が分かってるなら、法律も指針も知らなくても間違いなく解ける!
「こうした方がいい」と頭でわかっていることが正答。(実際はなかなかできないことが殆どですがね)
事例に出てくる光景を思い浮かべることができる人なら、事例問題というのはそう難しくないと思います。

こう言ったら、こういう対応をしたら、子どもがどんな反応をするか。
我が子とどっぷり付き合ってきたお母さん(特に専業主婦のお母さん)はもうホント格闘しながら学んでいくことですよね~~(遠い目)

勿論、子どもというのは本当に兄弟でも全然違う反応だったりして理屈通りにはいかないことの方が多いけれども、問題に出てくるような事例というのはそこまで複雑なものじゃないので、子育て経験者にとっては事例問題は得点チャンスなのではないかと思います。

問題解説

【事例】
園庭で遊んだ後にお話し会が予定されている。お話し会の前に、トイレに行こうとしたT君(4歳)と、ちょうどトイレから出てきたS君(4歳)とが正面からぶつかってしまった。保育士が確認したところ、二人とも怪我はなく手当ての必要はなかった。T君とS君は泣きながら、相手のことを怒っている。

先生の心情としては、これからお話し会が始まるというのに(ため息)と言ったところでしょうか。
他の子どもたちを待たせているのだから、とっととお裁き下して、二人を合流させたいというのが自然な気持ちじゃないかと思うのですが(私だけ?)
勿論沿うべきは子どもの人格であって、大人の都合を優先してはいけません。(理想論ですが!)

でも、子どもが分かっていないこと(教えるべきこと)は教える。

そしたら
1 自分たちで解決することも大切なので、やりとりをそばで見守る。
→子どもに合わせているので〇

2 二人の話を聴き、わざとぶつかったのではないこと、お互いに痛かったことを伝えるように促す。
→促す、というところが迷うところだけど(促し方も色々なので…注意とかならアウト)、最も不適切ともいえないから〇

3 T君とS君に、ぶつかったりしないように、周りに注意して行動するように伝える。
→2と同じく伝えるというのが迷うところだけれど(言い方によっては押しつけ)最も不適切ともいえないから〇

4 いつまでも怒っていないで、お互いに早く謝り仲直りをするように伝える
→子どもの感情を無視して早く解決させることだけが目的になってるので、明らかに×
(というか大人でもこんなこと言われて納得できるわけがない)

5 二人の気持ちを受け止め、落ち着いたところで、お話し会が始まることを知らせ、参加するように促す。
→子どもの気持ちを受け止め(受容し)つつ&感情クールダウンの時間を設けて気持ちの切り替えを上手に促すという高度テクニック!
圧倒的な◎

 

個人的には5以外の選択肢では子ども同士のパワーバランスが悪くてどちらかの子どもが不貞腐れてうまくいかないことも多いような気がしますがね、、(大人あしらいの上手い子どもが得するというか)

とにかく、ここでは一番不適切なものを選ぶ、ということになっているので、答えは4!

 

(事例問題は基本的に確認用クイズは作りません、、悪しからず)

 

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